名古屋コーチンについて

名古屋名物としておなじみの「名古屋コーチン」は、明治の中頃に尾張の地鶏と清朝時代の中国の地鶏・バフコーチンを掛け合わせて誕生したもので、日本三大地鶏の一つとなっています。

 

元は「海部種」という名前でしたが、全国で広く飼われるようになるうちに名古屋地方から来た鶏ということで「名古屋コーチン」と呼ばれるようになりました。


肉だけでなく卵もよく産むことから「卵肉兼用種」に分類されており、肉は赤みを帯びてよく締まり、歯ごたえがよくコクのある旨みが特徴となっており、昔ながらの「かしわ」の味が人気の秘密となっています。卵はきれいなピンク色の殻が特徴で、大きさは小さめですが卵黄の色は濃く、舌触りはなめらかで、味はこくがあって濃厚です。

 
名古屋コーチンの食べ方は実に様々です。「ひきずり」と呼ばれるすき焼きに、たたき、刺身、串焼き、霜降り、鍋に親子丼。名古屋名物の手羽先唐揚げにも使われています。最も鶏の味が活きるのはやはり串焼きで、鶏の味と皮の油の香ばしさを堪能することができます。名古屋市内にはおいしい名古屋コーチン料理を食べることのできる店がたくさんあり、観光客だけでなく地元の人も多く集まり、にぎわっています。